交換留学生の最終プレゼン

　英語英米文学科の中村「専門ゼミナール」（3、4年次対象）では、交換留学生を交えて、研究発表を行っています。韓国の東國大学から来ている金明柱（キム・ミョンジュ）さんです。ゼミ生からは親しみを込めて、「ミョンちゃん」と呼ばれています。

　この写真は、ミョンジュさん（前列の赤いマフラー姿）が、最後のプレゼンを終えた直後に撮影しました。ゼミでは、アメリカ文化について、各自のテーマで研究発表を行っています。ミョンジュさんは、前期は「寿司文化」、後期は「日本アニメ」について、1年間の研究発表を行ってきました。

　ユーモアのある巧みな日本語に加え、日米韓3カ国の文化を比較するプレゼンは、いつもゼミ生から注目の的で、活発な質疑応答がありました。また、専門の日本文学にも意欲的で、村上春樹の『ノルウェイの森』の読書会を昼休みに行ってきました。

　英語にも興味をもっていて、将来は外交官になるのが夢だそうです。社交的な性格を生かして、ぜひ実現してほしいものです。日本語と日本文化を意欲的に学ぶ姿勢を見て、きっとゼミ生も多くのことを得たと思います。お別れの日が迫っていて残念ですが、＜明柱＞という名前の通り、ゼミでは、いつも＜明るい柱＞のような存在でした。1年間、一緒に勉強できたことを嬉しく思います。
　将来の活躍を期待しています。                      

 （2013年1月11日作成）